雇用調整「底打ち」か/県内雇用失業情勢
29日に福島労働局が発表した県内の雇用失業情勢で、非正規労働者と正社員ともに最新の失職者数が、前月調査比で大幅に減少していることが分かった。同局は「昨年秋以降の雇用調整が底を打ったのではないか」とみている。
非正規労働者をめぐっては、5月調査(4月21日から5月20日まで)の結果が発表された。調査期間の1カ月で新たに失職・失職見込みとなったのは259人。3月調査(989人)、4月調査(468人)に続き、3カ月連続の減少で、ピーク時の昨年12月調査の10分の1となった。
正社員は、4月の解雇人数が発表され、191人。本県の正社員解雇は昨年12月から300人台で推移し、3月に解雇された正社員数は474人に達していた。
同局は「本県は非正規労働者の失職が全国の都道府県でも速いスピードで進んだため、底打ちも早くなったのではないか」と分析する一方、会津若松市の中合会津店閉店決定など大手企業の事業規模縮小が進んでいるため、慎重に雇用情勢を見極める方針。
(2009年5月30日 福島民友ニュース) |