ダンスで故郷に元気 28日、被災地応援チアリーダーの高校生が発表

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佐竹さんからアドバイスを受けながらオリジナルダンス創作に挑む(後列左から)志賀さん、本田さん、田子さん

 東日本大震災以降、チアリーダーとして被災地を応援してきたいわき市の女子高生5人は、卒業の節目に「故郷を元気づけるダンス」を発表する。17日、同市で米国ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のチアリーダーとして活躍した佐竹美帆さんを招いたオリジナルダンス練習に取り組んだ。

 クラップスチアリーダーズに所属する磐城桜が丘高3年の鈴木菜々さん(18)と志賀舞花さん(18)、田子ひかるさん(17)、小名浜高3年の鈴木沙那さん(18)、湯本高3年の本田梨華さん(18)の5人は、小学6年の時に震災と原発事故を経験。自らも被災しながら「前向きに元気を届けたい」と県内の避難所や応急仮設住宅などを訪れ、住民と触れ合ってきた。

 来春進学で古里を離れる5人は、5年間の思いや震災を乗り越えてきた強い気持ちを後世に残そうと「Cheer up hometown(チア・アップ・ホームタウン)プロジェクト」を7月に計画、スタートさせた。プロジェクトの一つに、人を勇気づけ、震災を語り継ぐダンス創作を取り入れた。5人の熱意に共感した佐竹さんをはじめ、世界で活躍していた元チアリーダー6人が協力。世界で一つのオリジナルダンスの完成を目指している。

 17日の振り付けに参加した志賀さんは「震災を風化させずにダンスで次世代につなぎたい」と語った。

 オリジナルダンスは28日午後1時30分から、いわき市文化センターで開かれる5人主催の「シェアミーティング」の中で披露される。入場無料。

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