空き倉庫活用でレタス収穫 磐栄運送「新ビジネスモデルに」

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レタスの収穫が始まった磐栄運送の植物工場

 磐栄運送(いわき市、村田裕之社長)が、土を使わない「水耕栽培」事業用に同市南台の同社倉庫を活用して建設していた植物工場が完成し19日、フリルレタスの収穫が始まった。レタスの品質が確認でき次第、9月初旬から千葉県の農業関連企業に出荷する。村田社長は「空き倉庫活用のモデルケースになれば」と、新たなビジネスモデルの本格始動に期待を込めた。  

 工場は、これまで建築資材などを保管していた倉庫を活用。敷地面積は約1050平方メートル。生産能力は、1日当たり70グラムのフリルレタス約2700株を出荷できる。種をまいてから人工光などで栽培し、40日後に収穫できる。  

 出荷後のレタスは、農業関連企業を通して関東圏を中心としたスーパーやコンビニエンスストアなどで販売される予定。今後はレタスのほか、バジルも栽培する。工場稼働に伴い、地元を中心に新たに8人を雇用し、うち1人は障害者を採用した。  

 村田社長は「震災後、復興関係の資材で倉庫はいっぱいだが、関係事業が落ち着けば空き倉庫は増えてくる。運送業務の需要が落ち着いた場合のビジネスとしても期待したい」と話した。

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