ふたば未来学園高生、今村復興相に『復興に懸ける決意』伝える

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 「将来は大学で原子力を勉強し、大熊の復興に貢献したい」。ふたば未来学園高1年の遠藤瞭さん(15)=大熊町出身=は19日、広野町の同校を視察した今村雅弘復興相に対し、復興に懸ける思いを直接伝えた。

 遠藤さんは、会津若松市に仮校舎を置く大熊中に通った。15歳になった昨年10月、帰還困難区域にある自宅への一時帰宅が認められ、原発事故後初めて古里に足を踏み入れた。

 「思い出にあった大熊と全然違った。今でも受け入れられない」。時間が止まったまま荒れ果てた故郷を目の当たりにして胸を痛め、同時に強い使命感に突き動かされたという。「復興へと動き始めているのに、自分は何もしていない。それが悔しかった。復興の取り組みに参加したい」。懇談では、自発的に原子力の専門書を読んだり、原発関係者らの話を聞いたりして、夢に向かって一歩ずつ道を探っていることも伝えた。

 今村氏は「心強い。頑張ってほしい」とエールを送った。懇談では、丹野純一校長が教育理念や特色を説明した。長沢広明復興副大臣、南郷市兵副校長、遠藤智広野町長らが同席した。

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