「4車線化」2017年春着工 常磐道・いわき中央-広野IC間

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 常磐道いわき中央―広野インターチェンジ(IC)間(延長27キロ)を2021(平成33)年3月末までに4車線に広げる計画で、東日本高速道路(ネクスコ東日本)は来春にも、道路の建設工事に着手する。既に測量と調査に入っており、本年度後半から道路と橋、トンネルの詳細設計に移る。設計を終える来年度中盤以降にも、工事が本格化する見通しだ。

 広野町で20日開かれた住民説明会でネクスコ東日本が方針を示した。対象区間には橋が22本、トンネルが二つあり、並行して橋とトンネルを整備する。難工事が予想されており、工期通りに進むかが鍵を握る。

 ネクスコ東日本は、現在の道路の通行を続けながら工事を進め、山側(西側)に盛り土や切り土で新たに2車線分を造る。併せて新しい橋を架け、トンネルを掘る計画だ。既に4車線分の用地を確保しているが、工事のために追加用地が必要になる場合もある。

 常磐道いわき中央―岩沼IC(宮城県)間(延長128キロ)は、暫定的に2車線(片側1車線の対面通行)で利用されている。国土交通省とネクスコ東日本は、山元(宮城県)―岩沼IC間(延長14キロ)も21年3月末までに4車線に広げ、広野―山元IC間については一部で車線を増やす方針だ。

 常磐道を巡っては、復興事業で使われるダンプや東京電力福島第1原発の廃炉作業員の通勤などで朝夕に渋滞が発生し、地元が早期の4車線化を求めている。

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