ふん害、騒音...ムクドリ対応は 会津若松で追い払い策試行へ

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ロケット花火に着火する中村さん

 会津若松市のJR会津若松駅前付近で、ムクドリなどのふん害や鳴き声による騒音が問題になっている。対応策を考えようと、20日、同市で勉強会が開かれ、信州大名誉教授の中村浩志さんの指導で市民らが追い払い対策を行い、対策を継続することの重要性を確認した。

 市や市民、NPO法人環境保全会議あいづの協働事業として開かれた。市などによると、同駅前では約6000羽のムクドリが確認されている。同駅近くの商店街では昨年9月から2カ月間、鳥が嫌がる忌避音をビルの屋上から流して追い払ったが、今年6月ごろに戻ってきてしまったという。

 勉強会では、中村さんが鳥の生態などについて講話。市街地にムクドリが集まる原因について「従来のすみかの郊外よりも、フクロウなどの外敵がいない市街地の方が安全で快適であることを学習した結果」と説明し、人と鳥とのすみ分けの必要性を強調。「市街地が危険であることを継続して鳥に学習させる必要がある」と、追い払いのポイントを話した。

 講話後、参加者は駅前に移動し、ロケット花火などを使って実際にムクドリを追い払った。同事業では来年1月まで、ムクドリの動向を見ながらロケット花火の打ち上げや、フクロウの剥製を設置した木の下から鳴き声を流すなど、ムクドリを追い払う対策が行われる。

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