猪苗代・染谷が女子シングルス優勝 全中体・バドミントン

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団体、個人で2種目を制するなど、全国の舞台で大活躍した猪苗代中の選手ら=金沢市総合体育館

 第46回全国中学校体育大会バドミントン最終日は20日、金沢市総合体育館で男女シングルスと同ダブルスの決勝が行われ、女子シングルスで染谷菜々美(猪苗代3年)が優勝した。優勝は女子団体に続き今大会二つ目。

 男子ダブルスは鶴岡真人・安田伊吹(同)組が準優勝、シングルスでは男子の後藤サン(同)、女子の内山智尋、千葉美采(同)が3位に入った。女子主将の染谷は「応援してくれた人たちに恩返しできたのがうれしい」と喜びを語った。

 同校の特設バドミントン部は、原発事故による避難で活動拠点を移した富岡一の生徒らで構成している。

 「夢は五輪メダリスト」 全中バド2種目Vの猪苗代

 金沢市で20日に最終日の競技が行われた第46回全国中学校体育大会で女子シングルス優勝、男子ダブルス準優勝を成し遂げた猪苗代(富岡一)。18日の女子団体も優勝しており、原発事故の影響で厳しい練習環境に置かれる中、全国の大舞台で結果を残した。

 選手は双葉地区の中高一貫教育プログラムで富岡一中に入学、原発事故に伴い猪苗代中を活動拠点としている。猪苗代町には練習専用の体育館はなく、同町の小学校体育館や総合体育館を借りて練習に励んでいる。女子シングルスで優勝した染谷菜々美主将(3年)は「猪苗代町の人たちの協力のおかげで練習ができている」と感謝を口にした。

 大会中に流れたリオ五輪での日本勢快挙のニュースも、いい刺激になった。銅メダルを獲得した奥原希望選手は、染谷主将の憧れの存在だ。「奥原選手と一緒で私も小柄なので、粘り続けながらショットや配球を参考にしている」と目を輝かせた。

 茨城県守谷市出身の染谷主将は、五輪でのメダル獲得という夢をかなえるため、強豪校への進学を自ら決めた。男子ダブルスで準優勝した鶴岡真人(3年)=宮城県大崎市出身、安田伊吹(同)=鳥取県出身=両選手も将来の目標に「五輪出場」を挙げた。斎藤亘監督は「今の生徒はもちろんのこと、富岡から巣立った生徒たちにぜひとも東京五輪でメダルを取ってもらいたい」と4年後の教え子たちの姿に思いをはせた。

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