「看護師」確保へバスツアー 上智大生が南相馬の医療現場視察

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病院内を見学する学生ら

 東日本大震災以降、看護師不足が続く南相馬市立総合病院は22日、看護師確保対策の一環として見学バスツアーを開催し、上智大看護学科の4年生11人が同病院をはじめとする市内の医療環境について理解を深めている。同病院が看護師確保に向け首都圏の学生を対象としたツアーを開催するのは初めて。

 地方の公立病院などに就業を希望する学生が各病院の実情を知る機会を設けてほしい―という要望が複数の学校からあったことから、同病院が現状を知ってもらおうとツアーを企画した。

 学生たちは26日までの日程で、同病院や原発事故による避難指示が7月に解除された同市小高区の小高病院を見学するほか、東京電力福島第1原発事故による内部被ばくの実態と健康問題などについて学ぶ。また、地域の文化や自然、住民との交流を通じて同市の魅力を知ってもらう。初日の22日、同市立総合病院と25日に仮オープンする脳卒中センターを見学。続いて、金沢幸夫院長から震災当時の様子や震災後の同病院をはじめとする市内の医療体制などについて説明を受けた。

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