福島出身・丹治匠さん、2作目絵本出版 「君の名は。」の美術担当

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2作目の絵本を出版した丹治さん

 福島市出身の丹治匠さん(41)は、2作目の絵本「かぁかぁもうもう」(こぐま社)を出版した。カラスと牛を登場させ、けんかから仲直りをするまでを描いた丹治さんは「大人と子どもが一緒に大きな声で読んでもらえたら」と話す。

 丹治さんは現在山梨県在住。アニメーション監督新海誠さんの作品で美術監督を務め、26日から公開される最新作「君の名は。」の美術も担当した。参加作品には大河ドラマ「八重の桜」「真田丸」などもあり、さまざまな映像美術に携わっている。

 1作目の絵本「はなちゃんのぼうし」は5歳以上が対象で「もっと小さい子ども向けの絵本を描こうと思った」と丹治さん。カラスと牛が「自分のほうが大きく歌うぞ」と、どなり合いのけんかをするが、やがて疲れ果て、今度は面白い歌い方で競争し、いつの間にか仲良く一緒に歌うというストーリー。

 登場するのはカラスと牛とシンプルだが、丹治さんのダイナミックな絵から楽しさが伝わる。丹治さんは「3人の娘がいるわが家では、けんかは日常茶飯事。どんどんエスカレートするが、程なくしてまた仲良く遊んでいる。そんなけんかと仲直りを描いた」と日常を重ねた。

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