流入の雨水で「放射性物質」濃度上昇 福島第1原発・K排水路

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 東京電力は23日、福島第1原発の1~4号機建屋の西側を通る「K排水路」で、流れ込んだ雨水から、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質を1リットル当たり2300ベクレル検出したと発表した。過去最高値を更新した。東電は台風に伴う降雨で汚染土砂が流れ込み、濃度が上昇したとみている。

 東電によると、K排水路は第1原発構内の雨水などを集めて、港湾内に排出している。検出は22日午後9時30分ごろで、同日午後11時40分ごろの分析では、740ベクレルまで下がっていた。東電は、同排水路の水から3000ベクレル以上の放射性物質を検出すると、排水を停止する運用基準を定めている。第1原発では同日午後2~11時ごろ、断続的に雨が降り、総雨量は約60ミリだった。

 K排水路では原発事故以降、降雨のたびに汚染雨水が流入し、外洋に流出するトラブルが起きている。東電は3月、排出先を港湾内に付け替えており、外洋へ流出することはないとしている。

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