詐欺防止、高齢者が主役 福島県老人ク連、見守りサポーター養成

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県内のトップを切り開かれた見守りサポーターの養成講座=二本松市

 「なりすまし詐欺」や悪質商法など高齢者を狙った詐欺の被害が深刻化する中、県老人クラブ連合会(鈴木定秋会長)は本年度、高齢者自らが推進役となり、被害を防止する「見守りサポーター養成講座」に取り組む。県内トップを切り25日、二本松市で養成講座が開かれた。

 見守りサポーターの養成は全国老人クラブ連合会などが主唱する「老人クラブ高齢消費者被害防止キャンペーン」の一環で、単位クラブに高齢者の詐欺被害防止の推進役を置き、情報提供や声掛け、見守りなどの取り組みを展開する。

 見守りサポーターは、クラブ活動や日常生活の中で会員や地域の高齢者、周囲の人たちに、詐欺の手口や悪徳商法の断り方などの情報を「伝える」、気になる人がいたら声を掛ける「気にかける」、関係機関と情報を共有する「つなげる」の三つの役割を果たしていく。県内では本年度、いわき、須賀川両市でも養成講座が開かれる。

 二本松市では市老人クラブ連合会「二本松市あだたらクラブ」の女性部員ら約60人を対象に開かれた。斎藤千恵子県老人クラブ連合会常務理事・事務局長が見守りサポーターの役割などを説明、参加者が消費者トラブルの現状や対策を学んだ。情報交換後、代表の鈴木松子女性部長に見守りサポーター証が渡された。

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