「わなから逃げた」、クマに襲われ2人重傷 福島県桑折で捜索中

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クマが人を襲った現場周辺を警戒する警察官=26日午後0時20分ごろ、桑折町松原

 26日午前8時40分ごろ、桑折町の男性から「わなから逃げたクマに人が襲われた」と119番通報があった。伊達地方消防本部が同町松原字東前内の山林で顔などから血を流している男性2人を発見、福島市の病院に搬送した。2人とも重傷で入院したが、命に別条はないという。

 福島北署や同消防本部によると、襲われたのは同町役場の職員男性(23)と猟友会桑折支部の男性(69)。いずれも爪で顔などを引っかかれた。

 警察や消防、住民によると、同日午前7時30分ごろ、同町の男性(70)から「自宅の畑近くに仕掛けたイノシシ用のわなにクマが掛かっている」と猟友会に連絡があった。猟友会の男性が現場に駆け付けた時にはクマはわなに掛かったままだったが、捕獲に立ち会う役場職員が到着した時にはいなかった。


 捜索で2人が山に入った直後、茂みから突然現れた体長約1メートルのクマに襲われた。猟友会の男性が猟銃で2発を放ったが、命中せず、クマは山に向かっていったという。

 わなはワイヤ製で、直径約20センチ。クマに襲われる現場を目撃した男性(70)は「クマは一度わなに掛かったせいか、興奮した様子だった」と話した。

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