震災記録伝える拠点施設、双葉に建設方針 福島県が近く発表

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 県は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の記録と教訓を後世に伝えるアーカイブ拠点施設(震災記録施設)について、双葉町中野地区に建設する方向で調整を進めていることが28日分かった。近く発表する見通し。

 同施設は、地震、津波、原発事故の複合災害を伝える世界初の施設として、県が整備場所を検討してきた。建設地となる同町中野地区は、同原発から約4キロ離れた避難指示解除準備区域。町は同地区を産業再生の先駆けとなる復興産業拠点として先行整備する計画で、アーカイブ拠点施設の誘致を要望してきた。同町と浪江両町にまたがる沿岸部には、県が復興祈念公園を整備することが決まっており、同施設は公園に隣接される見通し。施設では、震災と原発事故の記録と復興の現状を伝える写真や映像、遺物の展示のほか、記録と資料の収集保存、防災に関する研究などを想定している。

 県は、具体的な施設のテーマや展示物の在り方について意見を交わしている。

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