歌い継ぐ...母校・双葉高校歌 歌う会、万感の思いで歌い上げる

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校歌の収録に臨んだ双葉高の卒業生や在校生ら

 東京電力福島第1原発事故などの影響で来年度からの休校が決まっている双葉高の校歌を歌い継いでいこうと、同校同窓会などでつくる双葉高校休校記念事業実行委員会は29日、同校がサテライト校を置くいわき市のいわき明星大で「校歌・応援歌を歌う会」を開いた。卒業生らが母校の校歌の収録に臨んだ。

 休校前最後の卒業生となる3年生を含む計約40人が参加。発声練習を行った後、参加者が収録設備のある会場に移動。年代、性別の異なる卒業生と在校生が万感の思いで校歌、応援歌を歌い上げた。

 同校3年の及川彰大さん(18)は「学校が再開するのはいつになるか分からないが、校歌をしっかりと引き継いでいきたい」と話し、同窓会の中井芳秋会長(76)は「みんなが愛した校歌が歌われる機会がなくなるのは寂しい。若い人たちにも伝えていきたい」と述べた。

 収録した校歌、応援歌は11月5日に同大などで開かれる休校記念式典「双高のつどい」、懇親会「想(おも)いをつなぐ会」の出席者らにCDとして配布する予定。

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