Jヴィレッジ復興へ寄付募る 高倉、大野、澤氏らが思い語る

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Jヴィレッジ復興プロジェクトに向けて意気込む(左から)大野均、岡村正、内堀雅雄知事、田嶋幸三、高倉麻子、澤穂希の各氏=29日午後、東京都文京区・日本サッカーミュージアム

 2019(平成31)年4月の全面再開を目指すJヴィレッジ(楢葉、広野町)を巡り、県と運営会社の日本フットボールヴィレッジは29日、都内で会見し「Jヴィレッジ復興プロジェクト」の開始を発表した。プロジェクトは、再整備計画の柱となる新設の全天候型練習場について、全国の個人・団体に整備費の寄付を募る内容。19年3月までに7億円の確保を目指す。

 主催者を代表し、内堀雅雄知事が「震災後に原発事故の廃炉作業の拠点となったJヴィレッジを、元の緑豊かな地に再生させることが私たちの夢です。スポーツの力で復興への支援をお願いします」とあいさつ。全国からの善意で復興を成し遂げた場合には「最高のトレーニング環境を提供し、日本のサッカーやラグビーをはじめとするスポーツの発展を支えます」と約束した。

 整備費の寄付を募る全天候型練習場は、トレーニング施設として日本初となるグラウンド1面規模の人工芝屋内練習場を想定。総工費は約22億円だが、このうち15億円については日本スポーツ振興センターのスポーツ振興くじ助成金(toto助成金)からの助成が内定している。寄付目標の7億円は総工費と助成金の差額となる。

 会見では、同日に復興サポーターに委嘱された、サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」監督の高倉麻子氏(福島市出身)、ラグビーW杯2015日本代表の大野均氏(郡山市出身)、元なでしこジャパンの澤穂希(ほまれ)氏、日本サッカー協会長の田嶋幸三氏、日本ラグビーフットボール協会長の岡村正氏らが参加。Jヴィレッジ復興へ思いを語った。

 個人寄付は1口・2000円

 寄付の募集期間は29日から始まっており、19年3月末まで。個人の場合は1口2000円、団体・企業の場合には1口当たりの金額設定は設けない。個人で1万円以上、団体・企業で10万円以上の寄付があった場合には、記念品として全天候型練習場の外壁にネームプレートを設置する。

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