歴代クラウン...東京到着 福島トヨタは初代修復「よく頑張った」

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多くのカメラに囲まれながらゴールする福島トヨタが修復した初代クラウン

 トヨタ自動車の全国の販売店が1年間かけて修復した歴代の高級車「クラウン」が、生誕の地である愛知県豊田市元町工場から東京都内まで走るイベント「クラウン ジャパン フェスタ」は最終日の29日、東京・代官山でゴールセレモニーが行われた。福島トヨタ自動車(福島市)が修復した初代クラウンなど、全国各店のクラウン約50台が勢ぞろいし、ゴールを祝った。

 最初の販売会社の創業から70周年になることを記念し、24台のクラウンが元町―東京間約430キロの走破に挑んでいた。

 福島トヨタが修復したのは、社内で20年近く保管されていた1962(昭和37)年製のRS31型クラウン。排気量1900cc、90馬力で、昨年8月に修復を開始した当初、長く雨ざらしとなっていた車体は腐食し、原形が分からないパーツも多かったという。しかし、54人の有志メンバーが鉄板を加工するなどして、当時の姿と走りをよみがえらせた。

 走破はメンバー6人が交代で運転し、最後はベテランの宍戸金蔵さん(60)がハンドルを握った。佐藤健介社長は「よく頑張ってくれた。ゴールの瞬間は涙が出そうになった」とメンバーをねぎらった。

 福島トヨタは9月12日、同社で修復したクラウンの記者発表を行うほか、県内各店舗でも順次、披露する計画。

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