国重要文化財「旧広瀬座」に傷 板戸にクマの爪痕、福島市民家園 

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クマが壊したとみられる障子=30日、福島市民家園(福島市提供)

 30日午前8時30分ごろ、福島市上名倉字大石前の福島市民家園で、国指定重要文化財「旧広瀬座」の板戸が壊れていると警備員男性から市に連絡が入った。板戸にクマとみられる爪痕があったことから、市はクマによる被害とみている。同園でクマによる被害が確認されたのは初めてで、クマは見つかっていない。同日は休園日だった。

 市によると、同日午前5時ごろ、園内を巡回中の警備員が旧広瀬座の楽屋入り口にある板戸の障子に縦横約70センチの穴が開いているのを発見した。午前3時ごろに見回った際に異常はなかったという。室内に荒らされた痕跡はなかった。

 市は31日、同園を臨時休園にして地元猟友会などと調査する。9月1日に開園するかどうかは今後判断するとしている。

市によると、今年6月以降、園内でのクマの目撃情報は2件あり、同運動公園周辺ではクマが相次いで目撃されている。

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