日本一の豆腐目指せ!品評会予選 棚倉・大椙食品が最優秀賞、喜多方・豆腐屋おはら銀賞

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「青豆寄せ豆腐」を手に受賞を喜ぶ大椙さん

 日本一の豆腐を決める全国豆腐品評会の東北予選で、大椙(おおすぎ)食品(棚倉町)の「青豆寄せ豆腐」が最優秀賞、豆腐屋おはら(喜多方市高郷町)の「もめん豆腐」が木綿豆腐の部銀賞を受賞した。全国品評会の出品規定によって、10月に熊本県で開かれる全国品評会には豆腐屋おはらの「もめん豆腐」が出品される。

 全国品評会は全国豆腐連合会が主催。東北予選は8月28日に仙台市で開かれ、木綿、絹ごし、寄せ・おぼろの3部門に計52品が出品された。見た目、香り、味、食感の四つの観点で審査が行われた。

 大椙食品によると、青豆寄せ豆腐のおいしさの秘訣(ひけつ)は、味に深みを出すため2種類の青豆を使っていること。青豆の配合や豆を冷やす時間の試行錯誤を重ね、約10年前に発売。同社のほかの商品に比べ価格が高く、当初は売り上げが伸びなかったが、口コミで広まり人気商品になった。同社販売・営業担当の大椙広さん(32)は「売れなかった時期も、おいしい豆腐を提供したい一心で作り続けた。味が認められ良かった」と感慨深げに語った。

 豆腐屋おはらの店主・小原直樹さん(57)は「出品されたほかの豆腐を試食したときレベルが高いと感じた」といい、銀賞受賞は驚きだったという。

 小原さんの豆腐は「国産大豆100%」「天然にがり100%」「消泡剤不使用」。製法は「生搾り」。手間と時間はかかるが、雑味がなく、大豆のおいしさを引き出せる製法という。

 銀賞を受賞した「もめん豆腐」は、一度も水にさらさないで作ったこだわりの一品。「全国大会でも賞を取って、福島県の復興の力になりたい」と意気込む。

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