吾妻山...万一の噴火に備え 秋の行楽シーズン前に「防災訓練」

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小規模噴火を想定した訓練で、負傷した登山者を搬送する参加者

 秋の行楽シーズンを前に県や福島市などは2日、噴火警戒レベル2の火口周辺規制が続く吾妻山近くの浄土平周辺で火山防災訓練を繰り広げ、噴火時の関係機関の連携や応急対応などを確認した。

 県と市のほか、県警や市消防本部、自衛隊など計約130人が参加し、消防と県警、自衛隊が不明者捜索や救助などの訓練を初めて合同で行った。

 吾妻山で小規模噴火が発生し、登山届を出した3人が行方不明との想定で行い、合同現地災害対策本部を設置。小型無人機「ドローン」を使った捜索現場付近の火山ガス濃度測定や行方不明者の捜索の後、ドローンの情報を基に消防本部と県警、自衛隊が鎌沼周辺を捜索し、行方不明者を救出した。

 県危機管理部災害対策課の鈴木秀明課長は「御嶽山(おんたけさん)のように噴火の予知は難しい。今回の訓練で各機関が情報を共有し、連携を図ることができた」と話した。

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