パラリンピック楽しもう 出場選手に熱いエール、用具にも注目を

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パラリンピックの見どころを紹介する増子さん

 リオの感動を再び―。リオデジャネイロ・パラリンピックが幕を開け、県内の障害者スポーツ関係者らは8日、熱戦への期待を込めるとともに、出場選手たちに熱いエールを送った。また、注目競技や注目選手などについて語った。

 車いすバスケットボール女子日本代表としてアトランタから北京まで、パラリンピックに4回連続出場し、2009(平成21)年、みんゆう県民大賞を受賞した増子恵美さん(46)=県障がい者スポーツ協会=にリオデジャネイロ・パラリンピックの見どころや注目競技を聞いた。

 ―県勢3選手については。
 「震災で練習拠点を移すなどしたが、3選手とも地元の競技団体と交流を続けていて、多くの仲間が応援している。男子の車いすバスケは、豊島英(あきら)選手=WOWOW、いわき市出身=らジュニア育成世代が力をつけた」

 ―県勢以外の注目選手や競技は。
 「2大会ぶりに出場する競泳女子の成田真由美選手。通算15個の金メダルを獲得し、同じ年齢の選手なので応援している。(目標玉にボールを投げるなどして近づける)『ボッチャ』など重い障害の選手たちの競技、喜多方市で強化合宿したボート競技も注目したい」

 ―競技内での注目点は。
 「車いすや義手など選手が使う用具も見てほしい。車いす一つとっても障害の程度やポジションで違うものを使っている。用具の工夫や技術が磨かれていて、パラリンピック競技の世界は広がっている」

 北京パラリンピック陸上女子200メートル(車いす)銀メダリストの八巻智美さん(45)=郡山市=は「パラリンピックは各選手が4年間、仕事をし、費用や時間を使いながら頑張って出られるかどうかという舞台。出場したくて出場できるものではない」と大会に出場するまでの難しさを語る。

 その上で「メダル獲得という結果が出せれば、頑張ったご褒美となり、幸せなことだと思う。選手村での生活や現地の雰囲気も楽しんでほしい」と出場選手に声援を送る。

 県勢では、豊島英(27)をはじめ、柔道(視覚障害)女子48キロ級の半谷静香(28)=エイベックス、東日大昌平高卒、車いす卓球男子の吉田信一(50)=情報通信研究機構、須賀川市出身=の3選手が大会に出場。車いすバスケチーム「チームアース」の安藤翔治さん(34)=須賀川市=は、「豊島選手を応援している。スピードと細かい動きが持ち味。巧みな車いすさばきに注目してほしい」と期待感を言葉にした。

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