双葉の「一時休憩所」開所 帰還困難区域初、町臨時職員が常駐

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 東京電力福島第1原発事故により全町避難が続く双葉町は10日、町内のJR双葉駅に併設する「町コミュニティセンター」を、町民が一時帰宅した際に利用できる一時休憩所として再開させた。町によると、町の96%を占める帰還困難区域で再開する初の公共施設。福島民友新聞社の調べでは、県内の同区域で、職員が常駐する初の休憩所となる。

 この日は、町内に一時帰宅した町民二組5人が利用した。利用者は、冷暖房設備が整った室内で、暑さをしのいだり、用意された水を飲み、一息ついていた。

 町ではこれまで、町の4%の面積に当たる町北東部の避難指示解除準備区域には、一時休憩所を1カ所設置していた。町民の利便性の向上へ、帰還困難区域ではあるが環境省による除染で線量が低減した同センターを改装し、再開させた。

 同センターには、机や椅子、冷蔵庫、自動体外式除細動器(AED)を設置したほか、冷暖房設備や水洗式のトイレを整備。町臨時職員1、2人が常駐する。

 利用時間は午前9時~午後3時。休館日は毎週水、木曜日と、9月26日~同29日、12月21日~来年1月19日、3月23日~4月上旬。

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