ダリを象徴する作品紹介 特別展開幕、福島県北塩原・諸橋近代美術館

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「柔らかい時計」などダリを象徴する表現を集めた企画展

 福島県北塩原村の諸橋近代美術館は11日、所蔵するサルバドール・ダリの作品を紹介する特別展「ヤワカタな自我」を始めた。来場者は「柔らかい時計」など、ダリを象徴する表現が登場する作品に見入っている。

 特別展では同美術館所蔵の約50作品を展示。作品に表れる「ヤワカタ(やわらかいもの・かたいもの)」へのこだわりを、ダリの生い立ちや性格などからひもとく。ダリを体現する表現「柔らかい時計」は夕食のカマンベールチーズからヒントを得たとされ、企画展では木から垂れ下がったブロンズ彫刻「記憶の持続」などが紹介されている。同美術館学芸員の大野方子さんは「個性的な表現が登場した理由を確かめてほしい」と呼び掛けている。

 セザンヌ、ルノワールら印象派以降の西洋近代絵画を展示するコレクション展「印象派と西洋近代の巨匠たち」を同時開催している。

 会期中無休で、11月30日まで。観覧料は一般950円、高校・大学生500円、小・中学生無料。問い合わせは同美術館(電話0241・37・1088)へ。

 10月2日にはハロウィーンキャンドル作り、同16日に学芸員による特別展講座、11月3日にコレクション展講座を開く。参加無料だが予約が必要。

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