福島県内100歳以上、初の1000人超 「健康寿命」延ばす施策が鍵

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 県内の100歳以上の高齢者は1046人で、記録が残る1970(昭和45)年以降、初めて1000人を突破した。県が13日発表した。前年同期より76人増え、21年連続で過去最多を更新した。県は医療技術の進歩や生活の向上が要因と分析、高齢者の増加から今後も増加傾向は続くとみている。

 100歳以上の高齢者数の全国順位は前年と同じ22位。人口10万人当たりでは前年より4.52人増の54.65人で、全国順位は前年の32位から29位に上昇した。

 県によると、75歳以上の県民は昨年9月現在、28万7228人で、団塊の世代が75歳以上となる2025年には34万4208人に増えると推定。介護などを必要とせず自立生活が送れる県内の「健康寿命」(13年度厚生労働省調査)によると、男性70.67歳(全国41位)、女性73.96歳(同35位)と全国順位は低迷しており、健康寿命をどう延ばすかも課題だ。

 県は「健康で長生き」を目的に、運動などを通した介護予防や食生活の改善、医療・行政が一体となった「地域包括ケア」の仕組みづくりを進め、高齢者の健康増進を図る。県高齢福祉課は「高齢者が安心して地域で暮らせるよう、医療や生活を一体的に支援していく」としている。

民友セレクション