こども園やプール、中学校敷地に新設へ 18年4月学校再開の飯舘

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 東京電力福島第1原発事故で全村避難が続く飯舘村は16日、2018(平成30)年4月に村内での学校再開を目指し、改修する飯舘中の校舎とスポーツ公園の整備計画を公表した。飯舘中の敷地内に認定こども園と小学校、中学校を集約して運営する。

 改修計画では、飯舘中の敷地内に認定こども園の園舎を新築するほか、プールを解体し新設する。生態系を学べるビオトープも新たに整備する。また、スポーツ公園内の野球場と陸上競技場フィールド部分を人工芝とし、テニスコートやフットサルコートを屋内型施設、陸上競技場を夜間照明付きの全天候型トラックとして整備する。

 事業費は概算で約57億9000万円。国の交付金などを活用する見通し。事業費の大部分は来年度の当初予算に計上、来年春に本格着工する予定。菅野典雄村長が村役場で会見し、「一人でも多くの子どもが戻ってくるよう整備したい。ハードとソフトで特長ある教育をしていくことが大事」と述べた。

 また、敷地内では除染が進められており、飯舘中敷地内の放射線量は毎時0.35マイクロシーベルトほど。菅野村長は「さらに放射線量を下げていきたい」と話した。

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