先祖を供養...故郷で祈りささげ 彼岸の入り、浪江で墓参り

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 「彼岸の入り」の19日、特例宿泊が行われている浪江町で早朝から多くの人たちが墓参りに訪れ、先祖の霊を慰めた。

 このうち、浪江町請戸の高台に昨年3月に完成した大平山霊園では、避難先などから訪れた人たちが墓石の手入れをしたり墓前に彼岸花や線香を手向けるなどして、先祖を供養した。

 同町請戸出身で、南相馬市原町区に住宅を再建した会社員鈴木一八さん(59)は妻と娘、孫の4人で訪れた。「この霊園には、津波で犠牲になった両親が先祖とともに眠っている」と鈴木さん。「自宅を再建してしまったので、浪江に戻って生活することはないだろう」と話し、亡き両親と故郷への思いを胸に、墓に線香を上げ手を合わせた。

民友セレクション