会津若松の清水さんが厚労大臣賞 日本料理全国大会・郷土料理部門

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厚労大臣賞を受賞した清水さんの料理「美食の地、故郷会津」

 日本全職業調理士協会の第36回日本料理全国大会郷土料理部門で、結婚式場、ラ・スリーズガーデン・ベル・ルクス(会津若松市)の総料理長清水大さん(39)が最高賞の大臣賞4点のうち、厚生労働大臣賞に輝いた。清水さんの大臣賞受賞は3年連続4度目で、県内での受賞は全部門を通じて唯一。

 清水さんは水産物卸業、東心水産(郡山市)のグループ企業で料理部門のM・E・T専務も務める。「年齢的に出場は最後にしようと決め、自分にプレッシャーをかけて結果が出せた。過去の受賞より達成感がある」と喜びを語った。

 大会は10月4日に東京で開かれ、日本料理のプロ調理師が郷土料理と自由出展、技能コンクールの3部門で創作料理の腕を競った。郷土料理部門には40人が出場。清水さんは「美食の地、故郷会津」と題して、こづゆやニシンの山椒(さんしょう)漬け、わっぱ飯、コイのうま煮、雑煮のつゆ餅など19点を紹介し、伝統ある日本料理の技術が評価された。約1カ月前の献立提出から「郷土色を出すために地元の食材、技法を取り入れるのに苦心した」と振り返る。来年からは若手の指導に当たる。

 東心水産、M・E・Tの山ノ井秀夫会長、山ノ井一也社長は「社員も誇りを持って仕事ができる」と快挙をたたえ、「後輩が賞を取れるように人材育成に力を入れてほしい」と期待した。3人は10月31日、福島民友新聞社郡山総支社を訪れ、受賞を報告した。