「凍土遮水壁」堀削調査へ 第1原発、月内に凍結効果確認

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 東京電力は4日、福島第1原発の汚染水対策の一つで1~4号機周囲の地中を凍らせる「凍土遮水壁」で、今月中に一部の地面を掘削して、目視で凍結状況を確認する方針を明らかにした。政府の汚染水対策の担当者らが視察する方向で調整している。

 東電は、建屋海側(東側)は地表の一部を除き全面的に凍結したとしている。しかし、台風の豪雨などにより、地下水流の下流側に当たる護岸付近で地下水くみ上げ量が急増し、壁の効果を確認できない状況が続いている。凍土壁の効果は、下流側の地下水くみ上げ量で判断する方針のため、東電は「今回の掘削調査と直接関係しないが、地中の状況を確かめることは重要だ」としている。

 東電によると、放射線量が比較的低い4号機南側で深さ数メートル、幅数メートルの掘り下げを検討している。

 凍土壁は海側は全体(約690メートル)、山側(西側)は7カ所(計約45メートル)を除く95%を凍らせている。