思いは一つ...「双葉高」再開 休校記念式典にOBら400人集う

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学校再開への願いを込め、風船を大空へ放つ出席者

 東京電力福島第1原発事故などの影響で来年度からの休校が決まっている双葉高の休校記念式典「双高のつどい」は5日、避難先のいわき市にあるいわき明星大で開かれ、在校生やOB・OGら関係者が将来の学校再開を願いながら母校への思いを一つにした。

 「復活双高 想いをつなぐ双葉の伝統心のふるさと我が母校」をメインテーマに掲げた式典には、現在通っている3年生11人を含む約400人が出席した。伊沢史朗町長が「双葉高の歴史と、果たしてきた役割を後世に伝えていくことが使命。復興にまい進する」と述べ、実行委員会委員長の中井芳秋同窓会長、小島稔校長もあいさつした。3年生が「サテライト校のあゆみと双高のこれから」と題して学校行事や部活動などの様子をスライドで紹介。出席者は万感の思いで校歌を歌い上げ、出席者が校章に使われている緑と白の風船を大空に放った。

 生徒会長の菊池歩実さん(17)は双葉町出身で「伝統を引き継ぎ、双葉高を記憶にとどめていく一人になりたい」との思いで同校を選んだ。菊池さんは「休校は残念だが、双葉高を再開してほしいと思ってくれる人がたくさんいる。これかも学校が続いていってほしい」と話した。

 双葉高は1923(大正12)年創立。原発事故に伴い学校も避難。2012年4月から、いわき明星大の施設を借りて授業を続けている。