「名探偵コナン」、魅力熱く語る プロデューサー・声優に聞く

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「名探偵コナン」の魅力を語る諏訪さん

 多くのファンに愛されているアニメ「名探偵コナン」のプロデューサー諏訪道彦さんと、声優で工藤新一役の山口勝平さん、鈴木園子役の松井菜桜子さんは6日までに行われたインタビューで、名探偵コナンが長く親しまれている魅力やアフレコ(音声収録)時の裏話などを語った。

◆アニメプロデューサー・諏訪道彦さん 「視聴者の日常のリズムに」 

 ―アニメ「名探偵コナン」の魅力は。

 「テレビアニメは毎週30分、1話か2話で完結する形式を作り、揺らぐことなく放送していることが強み。毎週放送することで、視聴者にとって日常の中のリズムになっていると思う」

 ―アニメ制作に当たり、注意している点は。

 「さまざまな殺人や事件を扱っているため、見せ方を工夫している。見る人たちを不快にさせないことを第一に、血を黒くしたり、死体を遺体と呼ぶなど、視聴者に対するマナーを決めて送り出している。トリックに必要な部分は丁寧に描写している」

 ―事件には伏線やさえた推理の表現など難しい部分が多いのではないか。

 「謎が解ける時にコナンが何に気が付いたのかを、子どもたちに伝えることを大事にしている。分かりやすく見せることがポイントでもあり、難しい部分だ」

◆工藤新一役・山口勝平さん 「ファンタジー要素もある」  

 ―アニメ「名探偵コナン」の人気の秘密は。

 「推理物はリアルが求められるが、コナンは薬を飲まされ、小学生の体になってしまうファンタジー要素もある。うそを本当のように見せることがアニメーションの魅力。その魅力を最大限に引き出せているのはコナンだ。コナンを通して、声優として成長してきた」

 ―工藤新一を演じる上で注意している点は。

 「コナン役の高山みなみさんのちょっとしたしゃべりの癖などを意識しながら演じている。格好いい新一を照れずに演じられるよう心掛けてきた。今冬放送の2時間スペシャルでは、20年分の思いを詰め込んで演じさせてもらった」

 ―アニメの裏話を。

 「ミステリーなので、一見怖い感じがするが、出演者は毎年旅行に行ったり、バーベキューやイベントを楽しむなど、ほのぼのと交流している」

◆鈴木園子役・松井菜桜子さん 「キャラクター生きている」 

 ―アニメや劇場版で鈴木園子役として、活躍してきたこれまでを振り返って。

 「ゴールデンタイムで20年間やってこられたのは、支えてくださった皆さまのおかげ。長く続けられているのは、園子のキャラクターが多くの人に親しまれ、生きているからだと思う」

 ―財閥令嬢の鈴木園子の声を務めている。

 「コナンが推理を披露するため、時計型の麻酔銃に刺されて園子が探偵役を務め、コナンが園子の声で事件を解決する演出があった。話すのはコナンなので、コナン役の高山みなみさんの口調を心掛けた。最近はコナンが園子のしゃべりに慣れてきたと思う」

 ―アフレコ現場での雰囲気は。

 「園子は自分に近いキャラクターで、自由にやらせてもらっている。現場ではキャラクターの名前で呼び合うなど、和気あいあいとしている」

◆12月30日まで連載20周年記念「コナン展」

 人気漫画「名探偵コナン」の連載20周年を記念した「コナン展」は12月30日まで、三春町の福島さくら遊学舎で開かれている。

 入館料は一般1400円、中学生以下800円(3歳以下無料)。

 問い合わせは福島さくら遊学舎(電話0247・61・6345)へ。