いわきFC、来季も攻める姿勢 快進撃を続け成長 

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今季最後の公式戦を終え、サポーターの前でいわき踊りを披露して締めくくった選手=6日、福島市・十六沼公園サッカー場

 福島市で6日に行われた今季公式戦最終試合を圧勝で締めくくったサッカーのいわきFC。生まれ変わったチームにとって最初となったシーズンで、快進撃を続けた一方、選手たちは悔しさも味わった。選手、スタッフ、サポーターらが一丸となって今季を駆け抜けたが、Jリーグへの挑戦はまだ始まったばかりだ。

 スポーツ用品メーカー、アンダーアーマー(米国)の日本総代理店「ドーム」が設立した「いわきスポーツクラブ」が運営母体となり、2月に本格始動したいわきFC。選手の入団発表からわずか5日後に行われた大学チームとの練習試合では、3点差をつけられての黒星発進だった。

 選手同士の連係やチーム戦術を強化し、注目を集めた県社会人リーグ2部開幕戦は大勝で公式戦デビューを飾った。

 チームはその後、県、東北大会で初出場ながら優勝。10月の全国大会では、県勢初となる全国制覇を成し遂げ、六つのタイトルを獲得する躍進のシーズンとなった。

 主将のDF古山瑛翔選手(22)は今季を振り返り、「いわきFCを象徴する試合」として、愛媛県で行われた全国社会人選手権大会2回戦をベストマッチに挙げる。日本フットボールリーグ(JFL)昇格につながる同大会での、関東リーグの強豪「VONDS市原FC」(千葉県)との一戦だ。一時は2点のリードを許したが、延長戦の末、4―2の劇的な逆転勝利を収めた。

 古山選手は「豊富な運動量と攻め続ける姿勢が前面に出た試合だった」と振り返り、「目の前の試合を戦うことが大切」と来季に向けて意気込んだ。