法人税申告所得は3936億円 福島県内・15年7月~16年6月

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 仙台国税局は7日、2015事務年度(昨年7月~今年6月)の県内の法人税と源泉所得税の課税状況を発表した。

 法人税の申告所得金額は約3936億円で、前年度比約14億円(0.4%)増加し、過去10年間で最高となった。

 福島税務署によると、業種別では、建設業と運送業の申告所得金額がそれぞれ同20%程度増加した。同税務署は増加した要因について「企業業績の改善や震災復興特需が影響したと考えられる」としている。

 一方、申告税額は約827億円で同約18億円(2.1%)減少した。同税務署は要因の一つとして「昨年4月以降、法人税率が引き下げられたため、申告所得金額が増加しても申告税額が減少した」とみている。

 法人税の申告件数は同476件減の4万232件。黒字申告割合は同比0・5ポイント増の39.2%、源泉所得税などの税額は同約19億円(1.6%)増の約1184億円で、いずれも5年連続で増加した。

 また、大口、悪質な不正計算が想定される法人など791件を対象にした実地調査の結果、597件で誤りがあり、申告漏れ所得金額は約89億円、追徴税額は約20億円に上った。