渡辺さん、田母神さん輝く 百合子賞・小説部門、久米賞は該当なし

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 郡山市ゆかりの作家久米正雄、宮本百合子を顕彰する第55回久米賞・百合子賞の実行委員会は9日、審査結果を発表した。最高賞となる正賞には、百合子賞(女子対象)の小説部門で渡辺栞菜(かんな)さん(高瀬3年)の「あんず」、田母神音和さん(郡山二3年)の「ひまわり」の2作品が輝いた。久米賞(男子対象)の正賞は該当者がなかった。

 両賞では、同市の中学3年生から小説、詩の2部門で毎年作品を募集している。今回は両部門合わせて久米賞に28点、百合子賞に64点の応募があった。表彰式は19日に同市労働福祉会館で行われる。

 渡辺さんは父の存在を巡って、「可哀想(かわいそう)」と言われることに嫌悪感をおぼえる主人公の心情や葛藤を描いた。田母神さんは母親に対して反発する主人公の葛藤、成長過程や、母娘の人物像などを丁寧に表現した。