高校生20人、演奏練習に熱 被災3県の生徒、招待事業で米訪問

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 
ホーさん(右)から楽器の指導を受ける高校生たち

 東日本大震災の被災3県の高校生を米国に招待する「トモダチ・ホンダ文化交流プログラム2017」で、県内の高校生20人が12月26日~来年1月9日に米国を訪れる。郡山市で12日から、オリエンテーションが開かれ、生徒たちが現地で演奏する楽器の練習などに取り組んでいる。

 米軍と自衛隊の救援活動「トモダチ作戦」をきっかけに、日米の次世代のリーダー育成を目指し、駐日米国大使館と公益財団法人米日カウンシル―ジャパンが進める「トモダチ・イニシアチブ」の一環で、ホンダと米国現地法人のアメリカン・ホンダモーターが協賛して高校生を招待する事業。2014(平成26)年末の宮城、昨年末の岩手に続き、3年事業の最終回となる。80人から応募があり、課題作文の審査で高校1~3年生の男子4人、女子16人が選ばれた。

 生徒は1月2日にカリフォルニア州パサデナ市で開かれる伝統行事のローズパレードに参加するほか、同日の大学対抗フットボール「ローズボウル」観戦、地元高校生との交流、ホームステイなどを通して米国の伝統や文化を体験する。

 オリエンテーションは13日まで開かれ、初日はグラミー賞ハワイアン部門で数々の受賞があるウクレレ奏者ダニエル・ホーさんが音楽を指導した。生徒たちは希望したトランペット、クラリネット、太鼓、鍵盤ハーモニカ、タンバリンなどの楽器で、パレードで披露する音楽の練習に励んだ。また、グループに分かれ、復興への課題について意見交換した。最終日も音楽の練習に取り組む。

 参加する湯本高の田巻果奈さん(2年)は「小さいころから海外に憧れていた。パレードや異文化に触れるのが楽しみ」と出発を心待ちにしていた。