女優・広末涼子さん『海の詩』感涙の朗読 楢葉で復興祈念の集い

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広末さん(右)から表彰を受けた(左から)二階堂さん、近藤さん、児玉さん

 楢葉町で12日、「ホッツァーレ2016復興祈念の集い」が開かれ、女優の広末涼子さんが「海の詩」をテーマに公募で選ばれた詩を朗読した。

 広末さんは帰還を進める町の現状に触れ「もっと帰ってきやすくなり、たくさんの家族やストーリーが生まれ、町が元気になってほしい。今後も応援したい」とエールを送った。

 最優秀賞に選ばれた児玉琴心(ことみ)さん(7)=楢葉北小1年、近藤莉那さん(15)=楢葉中3年、二階堂未来(みき)さん(33)=同町出身、群馬県在住=の作品が朗読され、3人にはトロフィーが贈られた。

 「今度、海で遊びたいです」「海のように広い世界の人たちに心から感謝を伝えたい。きれいな海ときれいな楢葉が大好きだ」。震災の津波で甚大な被害をもたらした海という難しい題材ながら、広末さんは一つ一つの言葉に心を込めて読み上げた。自身は高知県出身で、海が好きだけに、津波で全てを失った情景の描写では感極まり言葉が詰まる場面もあった。

 復興祈念の集いは、地元の若者有志でつくる実行委「ほっつぁれDEいいんかいっ」の主催。参加者は、復興への願いを書いた「希望の風船」を大空に飛ばした。歌手の加藤登紀子さん、レゲエグループ「湘南乃風」の若旦那さんが率いる「the WAKADANNA BAND」らが熱のこもった歌声を響かせた。