郡山北工が連覇!磐城に「三度目の正直」 福島県高校ラグビー

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2年連続2度目の花園出場を決め、喜ぶ郡山北工フィフティーン=いわきグリーンフィールド

 15人制の県新人戦と県総体での2度の敗北の後、2連覇を勝ち取った。いわき市のいわきグリーンフィールドで12日行われた第96回全国高校ラグビー大会県大会決勝。逆転に次ぐ逆転で接戦を制した郡山北工フィフティーンはノーサイドの笛とともに拳を突き上げ、喜びを分かち合った。

 ラグビー部は昨年、発足37年目にして初の全国大会出場を果たしたが、新チームとなった今年1月の県新人戦で磐城に40点近くの大差で敗戦し厳しい船出となった。チームをまとめるプロップ橋本真孝主将(3年)は「磐城の攻撃を止めるためには、個々の力の結集が必要だった」と振り返る。

 個々のレベルが勝る磐城との戦いに備え、持ち味の「全員ラグビー」にさらなる磨きをかけた。短いパスをつなぐ磐城の展開ラグビーを想定した練習も奏功。6月の県総体で敗れはしたが、縮まった点差や試合内容を自信に変え、この日の決勝の結果につなげた。

 チームを指揮する小野泰宏監督(47)は「練習してきた成果を見事に体現してくれた」と選手たちの成長に目を細める。昨年の花園を経験し、決勝を見守ったOB馬場正義さん(18)は「自分たちができなかった全国大会での勝利を目指してほしい」とエールを送る。

 再度全国へと挑戦する郡山北工フィフティーン。県代表の誇りを胸に決戦の舞台に立つ。