「ゼロゼロゼット」音楽の垣根越え挑戦 ジュニアオケなどと共演へ

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「若い人たちが何かに挑戦しようとする機運が高まれば」と話すERIKA

 県内と仙台市を拠点に活動するトリオバンド「∞Z(ゼロゼロゼット)」は20日、福島市のとうほう・みんなの文化センター(県文化センター)大ホールで公演する。「歌舞(かぶ)かせていただきます! イプシロンへの道」と題したバンド最大規模となるライブを前に、ボーカル、ギターのERIKAに意気込みを聞いた。

 ―開催まで残りわずか。仕上がりは。
 「リハーサルをしながら当日の流れを確認し、調子よく練習できている。シンゴ(ドラムス)、ケンジ(ベース)と、とにかく楽しくやろうと話している」

 ―ライブではFTVジュニアオーケストラ、福島子ども合唱団とも共演する。
 「子どもたちが大舞台にチャレンジできる機会をつくりたくて呼び掛けた。高校生を中心に約30人が出演する予定。練習では思わずみんなの演奏に感動してしまう。この共演はクラシックとポップスという音楽性の垣根を越えた挑戦だし、バンドの楽曲も新鮮なアレンジになっている」

 ―大ホールでのライブは思い切った挑戦。
 「大物アーティストが立つような舞台なので『難しいのでは』という声もあるが、だからこそ挑戦する意味がある。若い世代が、福島で大きなチャンスに挑む姿を見てほしいし、それをきっかけに、若い人たちが何かに挑戦しようとする機運が高まれば」

 ―周囲からはどんな協力が。
 「ファンが有志で実行委員会を組織し、ライブに向けて動いてくれている。仙台市にあるギター製作の専門学校は、私とケンジのモデルの楽器を作ってくれたので、当日初披露する。子どもたちとの共演も含め全ての企画は5年間のバンド活動で築いてきたつながりによって実現した。当日は感謝を込めて演奏したい」

 ―ライブに合わせて新譜を制作したと聞く。
 「会場限定販売のミニアルバム。今はインターネットで気軽に音楽が聴ける時代だが、じかに体感して得られる価値もあると思う。お客さんにはライブの余韻を忘れないでほしいと、願いを込めて制作した」

 ―今年は東京でのワンマンライブも成功させた。
 「県文化センターでのライブを宣言したことで、より多くの人とつながり、イベントに呼んでもらうことも多かった。ライブを重ねるなか、東京でワンマンができたことは次なる挑戦への意欲にもなった。来年は全国5都市でのワンマンツアーも企画している」

 ―20日のライブへの意気込みを。
 「特にたくさんライブをしてきた今年の、そして5年間やってきたバンド活動の集大成として、会場が一体となって楽しめるものにしたい。感謝の思いをぶつけたいです」

 【公演メモ】午後5時30分開演。S席3000円、A席2000円、2階自由席1000円(小学生以下無料、中高生半額)。申込制だが仮設入居者や被災者は無料招待。問い合わせはアイヴィー楽器へ。