中学生が映画制作、熊本にエール 会津若松で上映会

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熊本に対してエールを送る映画のワンシーン

 一流の映画人を講師に、会津若松市の中学生が映画を制作する事業「映画から学ぶ~映画制作ワークショップ」の完成披露上映会が13日、同市の会津稽古堂で開かれた。

 中学生の手で作られた「Message~ぼくらの夏休み」が上映され、来場者がプロ顔負けの出来栄えに引き込まれた。

 市教委などでつくる「あいづっこ人材育成プロジェクト実行委員会」の主催。保護者や中学生、関係者ら約300人が来場した。

 中学生約40人が参加し、「演出・脚本」「撮影・録音」「美術」「俳優」の各班に分かれ、5月から映画づくりに臨んだ。講師は映画監督の板屋宏幸さんらプロが支えた。

 作品は約30分の短編映画。ストーリーは、熊本地震後に熊本県から会津若松市に転校してきた男子生徒と同市の中学生との交流を描き、最後は熊本の友人に向けて激励のメッセージを送る感動作品。

 板屋さんは「会津の子どもの純粋さが詰まった作品。出来栄えも良く、子どもたちは達成感を得ただろう」と語った。

 俳優班の長谷川哲平さん(若松一中2年)は「スクリーンに自分が登場していることに感動した」と笑顔。撮影班の渡辺望さん(会津学鳳3年)は「プロと同じ撮影機器を使えて、貴重な体験になった」と満足げ。演出班の内田芹菜さん(同)は「みんなで工夫し、良い作品を作り上げた」と振り返った。

 作品DVDは会津図書館で12月にも貸し出しを始める予定。