でっか~い...だるま!復興へ『七転八起』 福岡・久留米で披露へ

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「だるまの精神で両市の復興を支えていきたい」と話す橋本さん

 「張り子の里」として知られる郡山市西田町の高柴デコ屋敷本家大黒屋の21代目、橋本彰一さん(41)は、約2メートルの張り子の巨大だるまを制作した。福岡県で19、20の両日開かれる久留米市美術館開館イベントのワークショップで披露される。巨大だるまは15日、久留米市に向けて搬出された。姉妹都市を結ぶ両市は、東日本大震災と熊本地震でそれぞれ被災。七転び八起きの縁起物で復興に向け、両市の絆を強める。

 巨大だるまは高さ約210センチ、幅140センチ、奥行き120センチ。橋本さんによると、張り子で作った巨大だるまは、全国的にも珍しいという。同美術館の運営が石橋財団から久留米市に移行され、新たに19日に開館することから、記念事業としてNPO法人東北の造形作家を支援する会SOAT(ソアト)を通じて依頼を受けた。制作は6月中旬から取り掛かった。

 ワークショップでは橋本さんが講師を務め、参加者が願いを込めた和紙の短冊をだるまに貼って、巨大だるまの絵柄を完成させる。和紙は福岡県八女(やめ)市の伝統工芸「八女手すき和紙」を使用する。

 橋本さんは2014(平成26)年、米国シリコンバレーで開かれた「ジャパンエキスポUSA」に作品を出展するなど、張り子の魅力を国内外に伝える活動を積極的に展開している。

 「どんなに転んでも起き上がる七転び八起きのだるまの精神で、両市の復興を支えていきたい」と意気込んでいる。