「東北魂」飲んで 福島路ビールで醸造開始

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 福島市の福島路ビールなど東北のクラフトビールメーカーが集まり技術を磨く「東北魂ビールプロジェクト」の本年度の醸造が16日、福島市の同社で始まった。世界に通用するビールを目指し、参加者が仕込み作業に励んだ。  

 同プロジェクトは震災後の2013(平成25)年に始まり、各社で持ち回りで醸造が行われている。6度目の今回は4県6社が参加し、同社で醸造される。

 今回造るビールは、通常のビールの4倍以上のホップが使われ、香りと苦みが特徴の「インディアペールエール(IPA)」という種類。本格的なビター系エールで、同社によると国内外で人気が高いという。

 仕込み作業では、ワールドビアカップ(米国)、ワールドビアアワード(英国)で金賞を受けた牛久シャトービール(茨城県)の醸造責任者角井智行さんがアドバイザーを務めた。

 約10人の参加者は、モルト(麦芽)をお湯に浸したり、ニュージーランド産「モトエカ」、米国産「シトラ」「モザイク」の3種類のホップを入れたりする作業に取り組んだ。

 この日は約900リットルが仕込まれ、発酵などを経て、12月下旬に完成する予定。完成したビールはたるなどに詰められ、県内の飲食店や、みちのく福島路ビールなどで販売される。

 同社の吉田真也店長・営業統括責任者は「ホップの香りや苦みを楽しんで飲んでほしい」と話している。