企業立地補助金数億円を不正受給か 南相馬に進出の製造業

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 2014(平成26)年春、南相馬市に進出した企業が、東日本大震災、東京電力福島第1原発事故後に県内に工場などを新増設する企業を対象とした県の企業立地補助金数億円を不正受給した疑いがあることが17日、複数の関係者への取材で分かった。県はこの会社に補助金の返還を求める方針で、返還に応じない場合は、刑事告訴を含めた対応を検討しているもようだ。

 関係者によると、不正受給の疑いがあるのは東京に本社を置く製造業。同社は南相馬市の工場稼働後、被災地の産業振興や新規雇用創出などを目的に創設された「ふくしま産業復興企業立地補助金」として数億円を県から受け取った。しかし、交付申請の際に提出した当初計画とは異なる手法で設備投資したため、本来受けられる金額より多く補助金を受けたとみられる。

 福島民友新聞社の取材に対して同社は「担当者がいない。補助金の不正受給については、聞いたことがない」と述べた。