若松四中・佐野裕紀さんがプロへ 四輪バギー中学生レーサー

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四輪バギーの全日本選手権で力走する佐野さん=10月、新潟県・川西モトクロス場

 四輪バギーで国内初の「中学生プロレーサー」を目指していた若松四中1年の佐野裕紀さん(13)が、来年2月に開幕する新シーズンからプロクラスに昇格することが17日までに決まった。日本一を懸けた舞台への挑戦に向け「一日でも早く表彰台に上がれるよう頑張りたい」と闘志を燃やす。

 佐野さんは今シーズンの全日本選手権で、アマ最高クラスの「オープンA」に初参戦。2月から11月に行われた8レースのうち4レースに出場、全て優勝し、年間王者にも輝いた。安定した走りや好タイムが評価され、プロ昇格を実現させた。

 佐野さんにとって、プロは「小学3年で初めてレースに出た時から目標にしていた」という舞台。当初は父敬さん(38)に教わっていたが、1、2年前からプロの佐藤祐貴選手(24)=栃木県=の指導を受け、運転技術を磨いてきた。佐藤選手は「ジャンプのうまさ、度胸と思い切りの良さを生かし、プロクラスでも頑張ってほしい」と期待する。

 佐野さんの将来の夢は四輪バギーの本場、米国のレースで走ること。全日本選手権で結果を残すことが、夢の実現に向けた大きな一歩となる。佐野さんは「日本一速い選手にもついていけるようにしたい」と力強く語った。