山木屋太鼓に音楽文化賞 JASRAC選ぶ、復興の思い発信評価

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各地で力強い演奏を繰り広げている山木屋太鼓

 日本音楽著作権協会(JASRAC)が音楽文化の発展に貢献した個人・団体を顕彰する「第3回JASRAC音楽文化賞」の受賞団体に川俣町の山木屋太鼓が選ばれた。同賞の贈呈式が18日、東京都内で行われた。

 山木屋太鼓は2001(平成13)年、和太鼓の伝統継承と地域に根差した若者の育成を目的に結成した。山木屋地区は東京電力福島第1原発事故で避難を余儀なくされたが、メンバーは国内外で積極的に演奏活動を展開。和太鼓の魅力や古里復興への思いを発信してきた功績が高く評価された。

 贈呈式では、山木屋太鼓の遠藤元気会長(28)が浅石道夫JASRAC理事長から記念品を受け取った。遠藤会長は「山木屋地区は来年3月に避難指示が解除され、地域のつながりの意味が問われる。その中で地区の名前が入っている山木屋太鼓が地域と人を結ぶ役割を担っていきたい」と受賞の喜びを語った。式には副会長の菅野優さん(27)も同席した。山木屋太鼓のほかピアニスト・企画プロデューサーの伊藤京子さん、指揮者の三沢洋史さん、気仙沼ジュニアジャズオーケストラ「スウィング ドルフィンズ」が音楽文化賞を受賞した。