「猪苗代縞」復活!テディベア、小法師などに 道の駅猪苗代で販売

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道の駅猪苗代の目玉商品となる、猪苗代縞を取り入れたテディベアなどの人形

 猪苗代町に19日オープンする「道の駅猪苗代」は、現在は織り手がいなくなっていた会津木綿の「猪苗代縞(じま)」を復活させ、デザインに取り入れた限定商品を販売する。町観光の新たな拠点から、猪苗代ブランド発信に期待が高まっている。

 猪苗代縞は地元で織られてきた会津木綿で、黒と茶色のしま模様が特徴。1985(昭和60)年以降、町内に織り手がいなくなり途絶えかけていたが、田中俊明駅長が「伝統の火を消さず、新しい道の駅で大切に残したい」と同駅のシンボルに選んだ。会津若松市の山田木綿織元に依頼し、同社に残されていた昭和30年代の見本をもとに猪苗代縞として復活させた。

 猪苗代縞のデザインは、同駅で販売する町関連製品に採用。大熊町から会津地域に避難し、会津木綿の小物を手掛けるグループ「會空(あいくう)」は、猪苗代縞の縫いぐるみ「テディベア」や「テディボア」(イノシシ)を目玉商品として開発した。縞は起き上がり小法師(こぼし)や絵ろうそくなどの伝統工芸品や食品包装にも入っている。

 田中駅長は「古くて新しい商品を、道の駅発のブランドとして育てていきたい」と期待を込める。

 イチ押し!会津牛ハンバーグ

 レストラン「ダイニングI(アイ)」も地元産にこだわる。ご飯は羽釜で炊き上げた町ブランド米いなわしろ天のつぶとひとめぼれ。看板メニューは猪苗代産会津牛のハンバーグ(税込み1944円)。町特産のそばや石釜のピザなども提供する。泉崎村出身で料理家の本田よう一さん監修の弁当(税込み1080円)は会津藩主保科家の家紋を模した九分割のデザインで、会津地鶏や車麩(ふ)を使ったおかずなど10品が入る。

 同道の駅は同町の磐越道猪苗代磐梯高原インターチェンジに合流する国道115号沿いに19日午後2時オープンする。