水増しは9億円超 南相馬・工場新設補助金の不正受給

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 南相馬市に工場を新設したプリンター製造・販売のルキオ(東京都)が県の企業立地補助金約5億8千万円を不正受給した問題で、同社が工場新設の事業費を9億円超水増ししたとみられることが19日、関係者への取材で分かった。

 関係者などによると、同社は県に対し、工場新設の事業費のうち、県が東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の被災地の産業振興などを目的に創設した「ふくしま産業復興企業立地補助金」の補助対象となる費用を約18億円としたが、このうち半分以上が水増し分だったとみられる。

 同社は事業費の60%に当たる約10億8千万円の交付を受け、不正受給分を、補助対象にはならない大型プリンターの購入費に充てていたとみられる。

 県は詐欺容疑での刑事告訴に向けた準備を進めている。