福島・相馬産米「天のつぶ」輸出へ シンガポールに1トン

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 JAふくしま未来と全農県本部は、相馬地方で今年生産された県オリジナル水稲品種「天のつぶ」1トン(1袋5キロ詰め200袋)をシンガポールに輸出する。同JAなどが相馬地方産の天のつぶをシンガポールに輸出するのは初めて。輸出や販売の日程などは調整中。

 全農県本部によると、シンガポールにはこれまで、中通り産と会津産のコシヒカリが輸出されていたが、天のつぶに切り替えることで他県産のコシヒカリや、ひとめぼれなどとの差別化を図る狙いがある。輸出される天のつぶは、同JAそうま地区本部がブランド化を進める相馬地方産が選ばれた。

 天のつぶは米穀卸「木徳神糧」(東京都)を通じて、シンガポールの食品スーパー「明治屋」向けに輸出される予定。

 全農県本部の県産米輸出量は2013(平成25)年度の実績はなかったが、14年度はシンガポールに中通り産コシヒカリ0.3トン、15年度は同国に会津産コシヒカリ0.9トンを輸出した。本年度は英国に喜多方市産の天のつぶを輸出している。

 このほか県産天のつぶを巡っては、JA会津よつば猪苗代稲作部会が、猪苗代町産をカタールとアラブ首長国連邦に輸出している。