クラウドファンディング、福島県内5信金が提携 新たな企業支援策

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協定を締結した5信金の理事長と米良社長(右から3人目)

 福島、会津、ひまわり、あぶくま、二本松の5信金は22日、インターネットで小口資金を集めるクラウドファンディングサービスを提供する「レディーフォー」(東京都)と同サービスに関する基本協定を締結した。同サービスと信金が持つ経営支援の機能を連携させ、新規創業や県内企業の事業拡大などを後押しする。今後、白河、郡山の2信金も協定締結を予定している。

 同社と東北の信金の提携は初めてで、県内の複数の信金が同時に協定を締結するのは全国的にも珍しいという。新規創業や企業の事業拡大のための資金を確保する新たな選択肢に位置付け、各信金が取引先などの希望者を同社に紹介。信金による経営支援や追加の融資なども組み合わせて企業の成長を促す。また、自治体やまちづくり団体などと連携した地域活性化事業への活用も検討。これまでは資金融資が難しかった案件を支援する新たな仕組みとしても利用できるという。

 同社は県内で約200例の事業実績があり、福島市で行われた締結式で福島信金の樋口郁雄理事長は「(レディーフォー社と)手を取り合って県の活性化を目指していきたい」と期待感を示した。同社の米良はるか社長は「福島を盛り上げるため、これまでにない選択肢を提供したい」と語った。