被災地食材で特別メニュー 早大周辺の飲食店提供、学生が厳選

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 
特別メニューをPRする早稲田大の学生

 東日本大震災の被災県の食材を使った特別メニューを期間限定で提供する「東北キッチンat早稲田」が25日まで、早稲田大(東京都新宿区)周辺の飲食店8店舗で開かれている。特別メニューには同大の学生が各県を訪れて見つけた農産品が食材として使われ、食を通じて地域の魅力を発信している。

 JA共済連が同大に提供している寄付講座「東北復興のまちづくり」の一環。昨年に続き2回目となる今年は「ブランド発掘」をテーマに、16人の受講生が5グループに分かれて3回のフィールドワークを実施、復興状況を確認するとともに、使用する農作物を厳選した。

 本県からは会津地方の会津春泥(コシヒカリ)と身不知(みしらず)柿、立川ごぼう、いわき市のサンシャイントマト、いわきネギ、メヒカリが採用され、イベント期間中、炊き込みご飯やスープ、マリネ、タルトなどとして提供されている。

 同大で18日に開かれたオープニングイベントでは、各グループの代表5人が訪問の成果などを発表。いわき市を訪問した記野海さん(4年、会津若松市生まれ)は「現地で生産者と接し、農産物を作る苦労、風評被害の苦労を感じた。イベントを通じて多くの人に魅力を伝えたい」、会津地方を訪れた石沢一輝さん(3年、同)は「風評被害を言い訳にせず、前を向いて進む生産者の姿に勇気をもらった。地域活性化の役に立てれば」と話した。