建物跡の礎石遺構か 会津美里・向羽黒山城跡、一曲輪周辺を調査

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一曲輪周辺の平場で見つかった礎石とみられる石列の遺構=会津美里町・向羽黒山城跡

 会津美里町教委が進めている国指定史跡「向羽黒山城跡」の調査で、同城の頂上部「一曲輪(いちのくるわ)」周辺の平場から礎石とみられる石列の遺構が見つかったことが23日、分かった。町教委は「建物跡とみられ、当時を知る手掛かりだ」としている。

 調査は2011(平成23)年から続く整備事業の一環。今年は、一曲輪周辺にある平場の樹木伐採を進めた。町教委によると、地面が見やすくなったことで、建物3棟分の礎石とみられる遺構が見つかった。また、土塁跡や道の痕跡も新たに判明したという。

 同城は戦国時代に会津を治めた葦名盛氏が築き、その後も複数の領主が改修を加えて東北最大級の「山城」となった。平場や堀跡、土塁、虎口、石積みの石垣、礎石建物跡などの遺構が残っている。

 26日に現地見学会

 町教委は26日午前10時から現地見学会を開く。集合場所は二曲輪駐車場。町教委担当者が発掘成果について説明する。小雨決行。問い合わせは町教委生涯学習課へ。