商工会職員が523万円流用 預金口座から不正引き出し118回

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 滝根町商工会(田村市)の男性職員(34)が2014(平成26)年5月以降、2年7カ月にわたって同商工会女性部の預金口座などから現金を不正に引き出すなどの手口で総額約523万円を不正に流用し、このうち約103万円を着服していたことが25日、分かった。同商工会などが県庁で記者会見し、明らかにした。

 同商工会と県商工会連合会によると、男性職員は同連合会が14年4月に中途採用し、出向先の同商工会で女性部の事務局などを担当。預金口座の通帳や印鑑を不正に持ち出し、女性部以外の口座を含む計四つの口座から不正に現金を引き出していた。月末などに行われる検査の際には着服が見つからないよう口座間で流用を繰り返し、発覚を逃れていた。不正流用の回数は118回に上るという。

 今月11日に同商工会女性部が事業の精算を行った際、男性職員の上司が不正な取引を見つけたことから発覚した。男性職員は着服を認めており、現金はギャンブルなどに使ったと話しているという。着服した現金には、県観光復興キャンペーン委員会から同女性部への補助金約3万3000円も含まれていた。

 県商工会連合会は近く男性職員の処分を決める方針。刑事告発は今後開かれる同商工会の理事会で検討する。