高僧徳一を懸け橋に米奉納 喜多方市民有志が奈良・薬師寺へ

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薬師寺にもち米を奉納した会員や僧侶ら

 平安時代の会津に仏教文化を根付かせた高僧徳一を懸け橋に、喜多方市塩川町の旧姥堂農事組合長会のOB会員は24日、徳一が学んだ法相宗の大本山・薬師寺(奈良市)に喜多方産のもち米210キロを奉納した。

 もち米の奉納は、徳一の研究で会津を何度も訪れている薬師寺僧侶の高次喜勝さんと同会の交流がきっかで始まり、昨年に続き2度目。同会が奉納を打診したところ、薬師寺が本県復興や風評払拭(ふっしょく)の一助になればと受け入れに協力した。

 奉納式は薬師寺金堂で行われ、同会から4人が出席した。国宝「薬師三尊像」前にもち米が並ぶ中、僧侶が感謝の気持ちを込めて読経した後、会員らが順番に焼香した。うるち米180キロも奉納された。

 同会事務局の荒家普さんは「会津と奈良の関係が末永く続くようにしたい」と話した。もち米は来年の正月に供えられる餅に使われる。